木谷 洋 KITANI Hiroshi

1988年奈良県生まれ。木谷は、「道具」という立場のものづくりから「技術・機能」概念を抽出し、再考することを活動の主題とする。 あるひとつの「道具」をきっかけとし、その「道具」が深く関わる歴史的背景や扱われ方を再認識させるとともに、本来とは異なる意味や用途をも担う「道具」を工芸作品として提示する。KUMU金沢の作品では茶会で使用される風炉、茶釜、柄杓をモチーフに茶の湯の「わび・さび」を現代的解釈で提案。

銅、石、ブラックウォルナット、真鍮
H36φ27.4 cm

2017
KUMU KANAZAWA
*代表高山が前職(株式会社ノエチカ)で手掛けたキュレーション